貿易の調整業務シリーズ 7「いわゆる貿易業務の代行会社さんとのやり取り」について

貿易の調整業務シリーズ第7回の今回は、「いわゆる貿易業務の代行会社さんとのやり取り」についてです。

輸出にしろ、輸入にしろ、もしご経験がない場合は、積極的に貿易業務の代行会社さんに依頼をされることをお勧めします。結論、その方が効率が良いです。

中には、非常に逞しい社長さんで、自社で販売する商品を、海外で直接買い付けて、日本での輸入手続きも全部自分でやります! と豪語される方(すごい!)にもお会いしたことがありますが、稀なケースかと思います。

金額と物量が増えれば増えるほど慎重にならざるを得ず、専門知識と経験を持つ「貿易業務の代行会社さん」へ依頼するのが無難です。
大手物流会社系、大手倉庫会社系、独立系など、頼りになりそうな様々な会社さんがいらっしゃいます。
もちろん、私(国際行政書士 河野)も、貿易代行会社さんに助けていただき、勉強させて頂きました。本当に良い経験でした。

ただ、貿易代行会社さんにお世話になっている当時の私が思ったのは、貿易代行会社さんと私(自社)の間に「もう一人欲しい!」でした。当時既に、通関士の試験合格後だったにも関わらず、です。
「もう一人欲しい!」と思った理由は、貿易代行会社さんから依頼される単語の意味、求められる書類の内容、問題が発生した時の解決方法が分からなかったからです。貿易代行会社さんが不親切だったわけではありません、逆に非常に親切でした。それにも関わらず、「分からない!」があまりにも多かったのです。
「分からない!」「もう一人欲しい!」ばかりも言ってられないので、結果、何とかしたのですが、非常に時間を取られ、苦労したことをはっきり覚えています。
弊所ができる貿易業務とは、「分からない!」「もう一人欲しい!」 のお声に応えることです。
どうぞ、お気軽にお声がけください。

今回の記事は以上です。

国際行政書士 河野尋志

投稿者プロフィール 【行政書士 and 事業サポート 河野尋志】
外国人の社員さんと一緒に国際業務(私の担当は編集、調整業務)に取り組んで15年間、多くの外国語ツール(多言語ツール)の作成や貿易業務の調整に取り組んでいました。また行政書士業務を始めて3年間、様々な在留資格(ビザ)の申請経験も重ねてきました。外国人の皆さんの気持ち、日本の行政の考え方、企業の管理者の立場を考えて調整できます。どうぞ、お気軽にお問合せください。
●資格:行政書士・通関士有資格者・総合旅行業務・国際ビジネス法務
●個人:宮崎県出身、48歳、1男2女の父、柔道3段(今は3級くらいの実力)