行政書士業務(番外編)行政書士試験2021の振り返り

今回は、番外編として、行政書士試験2021を振り返ってみたいと思います。

私は2021年行政書士試験を独学で初受験し、合格しました。問題形式は、大きく分けて以下の3種。

■多肢選択問題
■穴埋め問題
■記述式問題

「記述式」は、法律問題を文章(記述)で回答する形式なので、採点担当者が一人ひとりの文章(記述)に対して個別に点数をつけるため、試験後の自己採点では点数が判然としません。「多肢選択」と「穴埋め」で試験後の自己採点が合格ラインに達していない場合は、合格発表まで待つしかなく、非常にヤキモキすることになります。(私がそうでした)
逆に言えば、記述式をしっかり勉強していなかったら不合格だったと考えるとゾッとします。記述式の学習に使った教材は以下です。

★2021年版 出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
★2021年度版 合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
★2021年度版 みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集
★行政書士試験!合格道場の記述式問題(有料)

記述式の学習方法は人それぞれだと思いますが、私の場合は、まず過去10年分の記述式問題を確認し(その出題範囲の広さに頭痛がしました)、多くの問題を解くことを解決策に選びました。
受験生の中には「一冊に絞って解答を覚えるまで解く」という学習法を選ぶ方も少なくないようです。ただ私は、3ヶ月ほど毎日、広く浅く各問題を数問ずつ解答し、2〜3往復したあたりで解法を身につけたというイメージです。

各書で共通している基本問題もあれば、唯一採用している切り口の問題もありました。結果としては、記述式問題では、どう少なく見積もっても50%以上(記述式の満点は60点なので30点)は加点されたと思います。
「出題範囲の広さ」という課題に対して「多くの問題を解くこと」という解決策は、結果的には正しかったと思っています。

やはり、難題に対しては戦略が必要です。行政書士試験に対しても、常に戦略を立てながら勉強していました。

試験も、行政に対する許可・認可も、出入国在留管理局に対するビザ申請も同じです。
ビザ申請であれば「許可をもらうためには、どのような戦略が必要か」を常に考えて、申請資料を作成しています。

今回の投稿は以上です。国際行政書士 河野は、ビザ申請を、戦略的に、素早く、丁寧に実行致します! まずはお気軽にお問い合わせください。

国際行政書士 河野尋志

投稿者プロフィール 【行政書士 and 事業サポート 河野尋志】
外国人の社員さんと一緒に国際業務(私の担当は編集、調整業務)に取り組んで15年間、多くの外国語ツール(多言語ツール)の作成や貿易業務の調整に取り組んでいました。また行政書士業務を始めて3年間、様々な在留資格(ビザ)の申請経験も重ねてきました。外国人の皆さんの気持ち、日本の行政の考え方、企業の管理者の立場を考えて調整できます。どうぞ、お気軽にお問合せください。
●資格:行政書士・通関士有資格者・総合旅行業務・国際ビジネス法務
●個人:宮崎県出身、48歳、1男2女の父、柔道3段(今は3級くらいの実力)